2012年05月15日
北海道といっても
北海道といってもそういうことを考える時、主に私の心の対象となるのは住み慣れた札幌とその附近だ。長い冬の有る処は変化に乏しくてつまらないと人は一概にいうけれども、それは決してそうではない。変化は却ってその方に多い。雪に埋もれる六ヶ月は成程短いということは出来ない。もう雪も解け出しそうなものだといらいらしながら思う頃に、又空が雪を止度なく降らす時などは、心の腐るような気持になることがないではないけれど、一度春が訪れ出すと、その素晴らしい変化は[#「素晴らしい変化は」は底本では「素晴しらい変化は」]今までの退屈を補い尽してなお余りがある。冬の短い地方ではどんな厳冬でも草もあれば花もある。人の生活にも或る華やかさがついてまわっている。けれども北海道の冬となると徹底的に冬だ。凡ての生命が不可能の少し手前まで追いこめられる程の冬だ。それが春に変ると一時に春になる。草のなかった処に青い草が生える。花のなかった処にあらん限りの花が開く。人は言葉通りに新たに甦って来る。続きを読む
posted by みう at 20:50| クレジットカード
「レデー・オン・ゼ・マーク……ゲッセット……ゴー」
「レデー・オン・ゼ・マーク……ゲッセット……ゴー」 力一杯跳ね上がったと思うと、僕の体はどこまでもどこまでも上の方へと登って行きます。面白いように登って行きます。とうとう帽子の所に来ました。僕は力みかえって帽子をうんと掴みました。帽子が「痛い」といいました。その拍子に帽子が天の釘から外れでもしたのか僕は帽子を掴んだまま、まっさかさまに下の方へと落ちはじめました。どこまでもどこまでも。もう草原に足がつきそうだと思うのに、そんなこともなく、際限もなく落ちて行きました。だんだんそこいらが明るくなり、神鳴りが鳴り、しまいには眼も明けていられないほど、まぶしい火の海の中にはいりこんで行こうとするのです。そこまで落ちたら焼け死ぬ外はありません。帽子が大きな声を立てて、「助けてくれえ」 と呶鳴りました。僕は恐ろしくて唯うなりました。 僕は誰れかに身をゆすぶられました。びっくらして眼を開いたら夢でした。 雨戸を半分開けかけたおかあさんが、僕のそばに来ていらっしゃいました。「あなたどうかおしかえ、大変にうなされて……お寝ぼけさんね、もう学校に行く時間が来ますよ」 と仰有いました。そんなことはどうでもいい。僕はいきなり枕もとを見ました。そうしたら僕はやはり後生大事に庇のぴかぴか光る二円八十銭の帽子を右手で握っていました。 僕は随分うれしくなって、それからにこにことおかあさんの顔を見て笑いました。続きを読む
posted by みう at 20:42| クレジットカード
私は前後約十二年北海道で過した
私は前後約十二年北海道で過した。しかも私の生活としては一番大事と思われる時期を、最初の時は十九から二十三までいた。二度目の時は三十から三十七までいた。それだから私の生活は北海道に於ける自然や生活から影響された点が中々多いに違いないということを思うのだ。けれども今までに取りとめてこれこそ北海道で受けた影響だと自覚するようなものは持っていない。自分が放慢なためにそんなことを考えて見たこともないのに依るかも知れないが、一つは十二年も北海道で過しながら、碌々旅行もせず、そこの生活とも深い交渉を持たないで暮して来たのが原因であるかも知れないと思う。
然し兎に角あの土地は矢張り私に忘られないものとなってしまっている。この間も長く北海道にいたという人に会って話した時、あすこにいる間はいやな処だと思うことが度々あったが、離れて見ると何となくなつかしみの感ぜられる処だなといったら、その人も思っていたことを言い現わしてくれたというように、心から同意していた。長く住んでいた処はどんな処でもそういう気持を起させるものではあろうが、北海道という土地は特にそうした感じを与えるのではないかと私は思っている。
続きを読む
然し兎に角あの土地は矢張り私に忘られないものとなってしまっている。この間も長く北海道にいたという人に会って話した時、あすこにいる間はいやな処だと思うことが度々あったが、離れて見ると何となくなつかしみの感ぜられる処だなといったら、その人も思っていたことを言い現わしてくれたというように、心から同意していた。長く住んでいた処はどんな処でもそういう気持を起させるものではあろうが、北海道という土地は特にそうした感じを与えるのではないかと私は思っている。
続きを読む
posted by みう at 20:39| クレジットカード
忠告してくれる人は
忠告してくれる人はその小作株は一応買取つて了つてそれの転売をも防ぎ利益配当の不平等もなくするやうに――そして名実ともに公有にせよといつてくれるのであります。土地の利益と持株の利益とを別にして了ふことも必要と思つてゐますが、兎も角充分に案に付き練りました上で、農園の総会に提出したいと考へてゐるのです。農民自身が自身をトレインするものでもつと自由な共産的規約に致しておきたく思つてゐます。今迄に例がないのでクリエイトするより仕方ありません。この農場は共産農園と名付けることを望んだのでしたが共生農園といふ名になりました。 私はこの共生農園の将来を決して楽観してゐない。それが四分八裂して遂に再び資本家の掌中に入ることは残念だが観念してゐる。武者小路氏の新しい村はともかく理解した人々の集まりだが私の農園は予備知識のない人々の集まりで而かも狼の如き資本家の中に存在するのであります。併し現在の状態では共産的精神は周囲がさうでない場合にその実行が結局不可能で自滅せねばならない、かく完全なプランの下でも駄目なものだ――この一つのプルーフを得る丈けで私は満足するものでこの将来がどうであるかといふことはエッセンシャルなことゝは思つてゐないものであります続きを読む
posted by みう at 18:07| クレジットカード
2012年05月14日
自分の家からやや一町も離れた所まで来ると
自分の家からやや一町も離れた所まで来ると、清逸は川べりの方に自分で踏みならした細道を見出して、その方へと下りていった。赤に、黄に、紫に、からからに乾いて蝕まれた野葡萄の葉と、枯蓬とが虫の音も絶えはてた地面の上に干からびて縦横に折り重なっていた。常住湿り気の乾ききらないような黒土と混って、大小の丸石が歩む人の足を妨げるようにおびただしく転がっていた。その高低を体の中心を取りながら辿っていくと、水嵩の減った千歳川が、四間ほどの幅を眼まぐるしく流れていた。清逸はいつもの所に行って落葉をかきのけた。一夜の間に落ちる木の葉の数はそれほどおびただしかった。袂の中から紙屑をつぎつぎに取りだしてそれをそこの穴に捨てた。夕方のかすかな光の中に青白い印象を清逸の眼に残して、その紙屑は一つ一つ地に落ちた。喀痰[#「喀痰」は底本では「喀啖」]の中に新鮮な血の交ったのがいくつも出てくるのを見ると、知らず知らず溜息が出た。古い紙屑の上に新しい紙屑がぼろぼろと白く重なっていった。続きを読む
posted by みう at 18:21| クレジットカード
なあに、僕のはたいしたことはないんだよ
「なあに、僕のはたいしたことはないんだよ」
まったく医者が見てくれるたびごと、たいしたことはないというのだが、それが何か物足らないのだけれども、この場合やはり医者がいうようにいうのが恰好だと人見は思ったのだ。そして園という男は変にストイックじみた奴だなと思った。
* * *
紺の上っぱりを着て、古ぼけた手拭で姉さんかぶりをした母が、後ろ向きに店の隅に立って、素麺箱の中をせせりながら、
「またこの寒いにお前どこかに出けるのけえ」
というのを聞き流しにして清逸は家を出た。
夕方だった。道を隔てて眼の前にふさがるように切り立った高い崕の上に、やや黄味を帯びた青空が寒々と冴えて、ガラス板を張りつめたように平らに広がっていた。家の中にいても火種の足りない火鉢にしがみついて、しきりに盗風の忍びこむのに震えていなければならぬ清逸にとっては、屋外の寒さもそう気にならなかったが、とにかく冬が紙一重に逼ってきた山間の空気は針を刺すように身にこたえた。彼は首をすくめ、懐ろ手をしながら、落葉や朽葉とともにぬかるみになった粘土質の県道を、難渋し抜いて孵化場の方へと川沿いを溯っていった。
風は死んだようにおさまっている。それだのに枝頭を離れて地に落ちる木の葉の音は繁かった。かさこそと雑木の葉が、ばさりと朴の木の広葉が、……朴の木の葉は雪のように白く曝らされていた。
続きを読む
まったく医者が見てくれるたびごと、たいしたことはないというのだが、それが何か物足らないのだけれども、この場合やはり医者がいうようにいうのが恰好だと人見は思ったのだ。そして園という男は変にストイックじみた奴だなと思った。
* * *
紺の上っぱりを着て、古ぼけた手拭で姉さんかぶりをした母が、後ろ向きに店の隅に立って、素麺箱の中をせせりながら、
「またこの寒いにお前どこかに出けるのけえ」
というのを聞き流しにして清逸は家を出た。
夕方だった。道を隔てて眼の前にふさがるように切り立った高い崕の上に、やや黄味を帯びた青空が寒々と冴えて、ガラス板を張りつめたように平らに広がっていた。家の中にいても火種の足りない火鉢にしがみついて、しきりに盗風の忍びこむのに震えていなければならぬ清逸にとっては、屋外の寒さもそう気にならなかったが、とにかく冬が紙一重に逼ってきた山間の空気は針を刺すように身にこたえた。彼は首をすくめ、懐ろ手をしながら、落葉や朽葉とともにぬかるみになった粘土質の県道を、難渋し抜いて孵化場の方へと川沿いを溯っていった。
風は死んだようにおさまっている。それだのに枝頭を離れて地に落ちる木の葉の音は繁かった。かさこそと雑木の葉が、ばさりと朴の木の広葉が、……朴の木の葉は雪のように白く曝らされていた。
続きを読む
posted by みう at 18:20| クレジットカード
と園の心を占めているらしくみえる名前の方に
と園の心を占めているらしくみえる名前の方に漕ぎ寄せていった。「星野君からは昨日手紙を貰ったっけ。すっかり冬が来るまでは千歳にいるのだそうだ。別に健康が悪いというのでもなさそうだが、気候の変り目はあの病気にやはりよくないのだろうね」 そういって園は静かに人見を見上げたが、その眼は人見を見ているというよりも、遠い千歳の方を見すかしているように見えた。人見は人見で、今蟇口をしまいこんだポッケットの中に、おたけから来た手紙が二つに折ってしまいこまれてあるのを意識していた。彼はそれを撫でてみた。園に対して感じるとはまったく違った暖かい、ふくよかな感じが、みるみる胸いっぱいに漲ってきた。「君はこのごろはどうなの」 園がしばらくしてからこういった。園の眼は今度はまさしく人見を見やっていた。人見は不意を衝かれたように思って、ちょっと尻ごみをしていたが、慌て気味に手が襟巻のところに行ったと思うと、今まで少しも出なかった咳が軽く喉許を擽るのを覚えた。しかし人見はわざとその咳を呑みこんでしまった。続きを読む
posted by みう at 18:19| クレジットカード
園はその長口上を少しまどろこしそうに
園はその長口上を少しまどろこしそうに聞いているらしかったが、人見の言葉が終るとすぐにこういって、机の方に向きなおった。園は例のとおり、ポッケットの中から、机の抽出しから、手帳の間から、札びらや銀貨を取りだした。あの几帳面に見える園には不思議な現象だと人見の思うのはこのことだけだった。あれで園はいつどこにいくら入れたということをちゃんと諳記しているのかもしれないとも思った。園は取りだした金を机の上で下手糞に勘定していたが、やがてちょうど五円だけにしてそれを人見の前においた。そして自分の方が金を借りでもしたかのように、男には珍らしい滑らかな頬の皮膚をやや紅くした。「どうもすまないよ。どうもありがとう」 人見は思わずせきこんでこういったが、何か自分の言葉が下品に響いたようだった。 戸外では寒いからっ風が勢いこんで吹きすさんでいるらしく、建てつけの悪るい障子が磨りへらされた溝ときしり合って、けたたましい音を立てていた。この時始めてそれに気がつくと、人見は話の糸目を探りあてたように思って、落着きを見せて畳の上の金を蟇口にしまいこみながら、「こりゃいよいよ冬が来るんだよ。また今年も天長節には大雪だろうね。星野はどうしているかしらん」続きを読む
posted by みう at 18:17| クレジットカード
とややしばらくして
とややしばらくして園がはじめて顔を上げて静かに人見を見た。これはまた園があまり真剣に考えすぎたなと思うと、人見には即座に返事をするのが躊躇された。その時ふっと考えついた思案をすぐ実行に移した。彼は懐中を探って蟇口を取りだした。そしてその中からありったけの一円五十銭だけ、大小の銀貨を取りまぜて掴みだした。「もっともこれだけはあるんだが、これは何んの足しにもならないが、僕の君に対する借金の返済の一部とするつもりで取っておいたんだ。ところが昨日本屋の奴が来やがって、いやに催促がましいことをいうもんだから、ひとまず君にはすまないが――そっちを綺麗にして鼻をあかしてやれという気になったのさ。で、これをまず君の方に納めて、あらためて五円にして貸してくれるわけにはいくまいかな」「いいとも」続きを読む
posted by みう at 18:16| クレジットカード
2012年05月09日
葉子は取りつく島もないようにと
葉子は取りつく島もないようにといや味な調子でずけずけとこういった。正井はせせら笑うようにほほえんで金口の灰を静かに灰吹きに落とした。「もう少しざっくばらんにいってくださいよきのうきょうのお交際じゃなし。倉地さんとまずくなったくらいは御承知じゃありませんか。……知っていらっしってそういう口のききかたは少しひど過ぎますぜ、(ここで仮面を取ったように正井はふてくされた態度になった。しかし言葉はどこまでも穏当だった。)きらわれたってわたしは何も倉地さんをどうしようのこうしようのと、そんな薄情な事はしないつもりです。倉地さんにけががあればわたしだって同罪以上ですからね。……しかし……一つなんとかならないもんでしょうか」 葉子の怒りに興奮した神経は正井のこの一言にすぐおびえてしまった。続きを読む
posted by みう at 19:19| クレジットカード
もしそれが以前であったら
もしそれが以前であったら、自分の才気と力量と美貌とに充分の自信を持つ葉子であったら、毛の末ほども自分を失う事なく、優婉に円滑に男を自分のかけた陥穽の中におとしいれて、自縄自縛の苦い目にあわせているに違いない。しかし現在の葉子はたわいもなく敵を手もとまでもぐりこませてしまってただいらいらとあせるだけだった。そういう破目になると葉子は存外力のない自分であるのを知らねばならなかった。
正井は膝を乗り出してから、しばらく黙って敏捷に葉子の顔色をうかがっていたが、これなら大丈夫と見きわめをつけたらしく、
「少しばかりでいいんです、一つ融通してください」
と切り出した。
「そんな事をおっしゃったって、わたしにどうしようもないくらいは御存じじゃありませんか。そりゃ余人じゃなし、できるのならなんとかいたしますけれども、姉妹三人がどうかこうかして倉地に養われている今日のような境界では、わたしに何ができましょう。正井さんにも似合わない的違いをおっしゃるのね。倉地なら御相談にもなるでしょうから面と向かってお話しくださいまし。中にはいるとわたしが困りますから」
続きを読む
正井は膝を乗り出してから、しばらく黙って敏捷に葉子の顔色をうかがっていたが、これなら大丈夫と見きわめをつけたらしく、
「少しばかりでいいんです、一つ融通してください」
と切り出した。
「そんな事をおっしゃったって、わたしにどうしようもないくらいは御存じじゃありませんか。そりゃ余人じゃなし、できるのならなんとかいたしますけれども、姉妹三人がどうかこうかして倉地に養われている今日のような境界では、わたしに何ができましょう。正井さんにも似合わない的違いをおっしゃるのね。倉地なら御相談にもなるでしょうから面と向かってお話しくださいまし。中にはいるとわたしが困りますから」
続きを読む
posted by みう at 19:16| クレジットカード
2012年05月07日
そういってるうちに木村は棚から箱をおろして
そういってるうちに木村は棚から箱をおろして中をのぞいていたが、
「なるほど型はちっと古いようですね。だが品はこれならこっちでも上の部ですぜ」
「だからいやですわ。流行おくれとなると値段の張ったものほどみっともないんですもの」
しばらくしてから、
「でもあのお金はあなた御入用ですわね」
木村はあわてて弁解的に、
「いゝえ、あれはどの道あなたに上げるつもりでいたんですから……」
というのを葉子は耳にも入れないふうで、
「ほんとにばかねわたしは……思いやりもなんにもない事を申し上げてしまって、どうしましょうねえ。……もうわたしどんな事があってもそのお金だけはいただきません事よ。こういったらだれがなんといったってだめよ」
ときっぱりいい切ってしまった。木村はもとより一度いい出したらあとへは引かない葉子の日ごろの性分を知り抜いていた。で、言わず語らずのうちに、その金は品物にして持って帰らすよりほかに道のない事を観念したらしかった。
続きを読む
「なるほど型はちっと古いようですね。だが品はこれならこっちでも上の部ですぜ」
「だからいやですわ。流行おくれとなると値段の張ったものほどみっともないんですもの」
しばらくしてから、
「でもあのお金はあなた御入用ですわね」
木村はあわてて弁解的に、
「いゝえ、あれはどの道あなたに上げるつもりでいたんですから……」
というのを葉子は耳にも入れないふうで、
「ほんとにばかねわたしは……思いやりもなんにもない事を申し上げてしまって、どうしましょうねえ。……もうわたしどんな事があってもそのお金だけはいただきません事よ。こういったらだれがなんといったってだめよ」
ときっぱりいい切ってしまった。木村はもとより一度いい出したらあとへは引かない葉子の日ごろの性分を知り抜いていた。で、言わず語らずのうちに、その金は品物にして持って帰らすよりほかに道のない事を観念したらしかった。
posted by みう at 17:26| クレジットカード
2012年05月06日
的確な自己分析ができれば
的確な自己分析ができれば、大学の就職活動において自分の存在を効果的にアピールすることができます。 そのためにはまず、自分の過去を分析していく事から始めましょう。 人間というのは、過去があって今の自分が形成されているものです。 中学や高校の頃にどんなことを熱心に行っていたか、どういった時に達成感を得ていたか。 このような過去の成功体験や失敗体験を思うままに書き出してみましょう。 自分の心に刻まれているエピソードだったり、今でも記憶に新しい印象的な出来事などがきっとあるかと思います。 そして、これらを伝えるときに忘れてはいけないのが、できるだけ抽象的な表現を避けるということ。 抽象的な言葉を多用してしまうと、相手にも伝わりにくいですし、本当の事を言っているのかどうか勘ぐられてしまいますので気をつけましょう。続きを読む
posted by みう at 18:26| クレジットカード
2012年05月05日
自分の生活の中心を愛せらるゝことに置けば
自分の生活の中心を愛せらるゝことに置けば、彼を愛せぬ者は路傍の人で、彼の愛を妨げる者は彼の敵に相違なかつた。併し彼の生活の中心を他人によつて侵害せられざる「天」に置けば、彼の名聲を傷つける者も、彼の愛を妨げるものも、根本的の意味に於いて「彼」の敵ではない筈であつた。さうして求むるところなき愛の眼を以つて見れば、彼等は唯、他人に不當の侵害を與へずにはゐられないやうな、小さい病める同胞の一人に過ぎない筈であつた。彼は此處に至つて、漸く「汝の敵を愛せよ」と云ふ言葉の意味を悟つたやうな氣がした。愛する者に敵はない筈であつた。彼の敵は彼の患ある友に過ぎない筈であつた。
彼は再び、嘗てアツシジの聖人フランシスに就いて讀んだことを想起した。彼は或る冬の日、酷しい寒さに苦しめられながら、その愛弟レオとペルーヂヤからサンタ・マリヤ・デリ・アンジエリの方へ行つた。
続きを読む
彼は再び、嘗てアツシジの聖人フランシスに就いて讀んだことを想起した。彼は或る冬の日、酷しい寒さに苦しめられながら、その愛弟レオとペルーヂヤからサンタ・マリヤ・デリ・アンジエリの方へ行つた。
続きを読む
posted by みう at 16:17| クレジットカード
2012年04月30日
耐久性の高いジェルネイル
最近のネイルは、マニキュアよりもジェルネイルのほうが人気があります。 マニキュアは有機溶剤と着色したアクリル樹脂などを混ぜたもので、溶剤が揮発すれば自然と固まります。 ジェルネイルはUV(紫外線)を当てると硬化する性質をもつ樹脂素材をベースにしています。 そのため、ジェルを塗った後に専用ライトに当てて固めて仕上げます。 塗る時に扱いやすいのはマニキュアですが、塗った後もはがれにくくて耐久性が強いのはなんといってもジェルネイルです。 爪の先だけマニキュアがはげていることに出先で気付いて、恥ずかしい思いをしたことのある女性は多いと思います。 ジェルネイルだとそういうこともほとんどありません。 ネイルサロンではジェルが主流になってきていますし、自分でジェルをする人もずいぶん増えてきました。続きを読む
posted by みう at 09:32| クレジットカード